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ギョーカイ徒然日記

徒然日記
<裏のない心地好さ>

先週も何組かのアーティストをインタビュー取材した。
その中でも印象的だったのが、RIZE、BABY BOO、島谷ひとみの3組。
ロックバンド、コーラスグループ、ポップスターと、音楽性のタイプは異なるが、
幾つか共通項があった。
それぞれ、自らが指向している音楽性を愛し、プライドを持ち、
そしてなにより裏のない潔い人たちであった。
一見、至極当たり前のことのようにも思えるが、
そうしていない、そうできていない人も結構いる。
言っていることと演っていることにギャップがある人、
ヘンに含みを持たせたり気取ったりするあまり、
言葉に説得力やリアリティが感じられない人、
やりたいことが他にあるのに、大人社会のしがらみや政治力のせいで、
違った方向性をなかば強いられている人…etc.
そういう人たちは概して、コメントの歯切れが悪い。
歯切れの悪いコメントを聞く側も、なんとなく気持ちが晴れない。
だけど、件の3組のアーティストたちは違っていた。
RIZEは歌謡曲偏重気味の日本の音楽シーンに一石を投じたいと意気込み、
BABY BOOは“歌”の心地好さ“歌”が与える影響力の可能性を追い求め、
島谷は歌謡ポップス(大衆音楽)であることに誇りを持ち、
それぞれ自信に溢れ、堂々たる姿勢で臨み、輝きに満ちた瞳をしていた。
だから記事に使われて不都合なコメントはしない。
しかも、
スタッフもそうしたアーティストの発言に理解を示し、
その代わり、発言の責任も負わせる。
つまり、
必要以上に主観にクレームをつけたり、原稿チェックを強要したりしがちな、
懐が浅く了見の狭いスタッフも存在せず、
取材から執筆、入稿、(記事の)掲載までが実にスムーズにしかも健康的に流れ、
後味のよい作業が行えた。
ユーザーに好まれる音楽は、そうした健康的なスピリッツや姿勢、
アーティストとスタッフの信頼関係がきちんとできている、
健康的な環境の中から生まれるものなのかも知れない。
ともかく、彼らのおかげで心地好い1週間を過ごすことができた。

byJ-POP 花前線編集部

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